野球 データ活用とサインプレー
野球は確率のゲームです。逆にいえばどんな名選手であっても不確定要素が必ず存在しています。その不確定要素があるからこそ、ブックメーカーは面白いのです!
打率10割打者は存在しませんし、点を取られない投手は絶対にいません。不確定要素、つまり失敗です。データは味方の失敗を少なくするため、そして敵に失敗をさせるために活用します。
打者が安打を打つ確率を上げるためにその打者の失敗の少ないコースと球種を狙わせたり、投手は、その打者がもっとも失敗しやすい球を選択して勝負します。そしてデータを活用するためには、当然ながらデータ収集という準備が必須であり、時間と労力を要します。
一方、サインプレーは点を取るため、または防ぐための戦略です。より積極的に点を取る、または防ぐために有利な状況を作り出すためのものです。
送りバントは、点を取りやすくするためにアウトをひとつ捨ててランナーを進めます。ピックアッププレーは、走者をおびき出しアウトを取るために内野陣が連携して動きます。そのプレー自体にも失敗というリスクはありますが、サインプレーは、あくまでも戦略なのです。
そして、その戦略が機能するためには、チームとして反復練習が必要です。
ここで重要になるのは、地道な準備を重ねて得たデータとチームで練り上げたサインプレーをいかに組み合せるかということです。
データは、その戦略(サインプレー)をいつ、どこで発動させるべきかを教えてくれるのです。
データとサインプレーを組み合わせれば、個々の力量は劣っていても、強力なチーム力を創り出すことができるのです。
一度こんな角度から野球を見てみてはどうでしょう!
違った野球の魅力が見えてくるかもしれません。そして、違った角度から野球を見ることができれば、ブックメーカーでの勝率もアップするでしょう。
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